農家の料理


maison d'hotes 農の家ではフランスの家庭料理をお出ししています。

野菜とフルーツはナチュラルガーデンで採れたものを使っています。
その他の食材も出来る限り地元信州の新鮮なものを使います。

それでは存分にお食事をお楽しみ下さい
ボナ・ペティ!

--- maison d'hotes 農の家では”スローフード”を ---
毎日お忙しい方などは特に、お休みの日くらいはゆっくりとおしゃべりを楽しんだり、物思いにふけりながら時間をかけてお食事されることをお勧め致します。
またお子様にはお食事を楽しみながら「プチ・テーブルマナー」を教えてあげるのもいいですね。

朝食・・・ヘルシー!ヘルシー!

・ポタージュキュルティバットゥール
・旬の野菜サラダ
・ヨーグルト、フルーツ
・冷たいお飲み物(好きなだけ飲んで)
・コーヒーor紅茶
・野生酵母パン(好きなだけ食べて)

パンは自家栽培の小麦とライ麦を石臼でひいた全粒粉を使用しています。体をリセットするには最高です!

夕食・・・お楽しみにね

・アミューズ
・オードブル
・スープ
・メイン
・デセール
・コーヒーor紅茶
・パン


※野菜中心ですがボリュームがございますので、ご予約時に「少なめで」等のご要望はお気軽にお申し付け下さいね。

 

お料理の一例
夏野菜のラタトゥーユ ブッフブルギニョン 古代米のサラダ アスパラガスのオランディーヌソース
そば粉のガレットサラダ仕立て グランマルニエのスフレ ミニ大根のキャラメリゼ
マグロとアボガドのタルタル カボチャのミルフィーユ レンコンの寒天寄せ白ワインソース
鴨肉のサラダ 鹿肉のソテーコニャックソース 旬の野菜の付け合せ ホタテのポアレ
プルーンのクラフティ プディングクールドマリー ホワイトアスパラのサラダ
ミモザサラダ 鴨肉のオレンジソース じゃがいもとポワローのスープ
ホオズキのムース マトウダイのノアゼットソース デセール盛り合わせ
ウーポシェフロレンティーヌ フルーツのタルト 黒胡麻のアイスクリーム デセール盛り合わせ
トマトのムース 田舎風テリーヌ 魚介のハーブサラダ 旬の野菜の付け合せ
ミズナのブレゼ チョコと洋ナシのソルベ 自家菜園の野菜たち
トマトのムース 完熟トマトのマリネ グランマルニエのクレムブリュレ グレープフルーツのジュレ
パルマ産生ハムのサラダ ホタテのサフランスープ 豚の香草焼きオレンジソース デセール盛り合わせ
大根ときのこのサラダ ジャガイモのゴルゴンゾーラ デセール盛り合わせ
白子のポアレ 白玉の大根おろしサラダ サーモンのマリネ ラビオリのバルサミコソース
豚と白インゲンの煮込み レンズマメと真サバのマリネ ホワイトアスパラのオレンジムースリーヌ キャラメルケーキラム酒漬け
トマトとイチゴのマリアージュ セップダケのキッシュ ジャガイモのガレット プロヴァンス風ブイヤーベース
ヒメダイのポアレ香草のソース みかんのフラン 白胡麻のブランマンジェ抹茶ソース ヒメダイの香草ソース
ホタテと舌ビラメのノアゼットソース
メリメロサラダ ブッフブルギニョン 子羊の香草焼きベリーのソース
トリュイット・オ・ザマンド 魚介のマルセイユ風 桃豚のオレンジラムソース ラベンダーのジュレ
フランスおせち ルバーブのタルト 砂肝のサラダ
ベビーオマールエビのカルパッチョ
ホワイトアスパラのムース スズキのシェリー酒ソースとホタテのソテーケイパのソース キウイのヨーグルトクリーム、蕎麦のアイスクリーム、ラムキャラメルケーキ他
牛ステーキのバルサミコソース ババロアリュバネ オードブル盛り合わせ 車麩のステーキ(オードブル)
ツブ貝のカナッペ トリュイット・オ・ザマンド キャラメルのババロア オードブルの盛り合わせ
かつおのタタキ風サラダ 季節のサラダ いろいろサラダオードブル メリメロサラダ
鹿肉黒胡椒焼きポルト酒風味 蕎麦の実アイスクリーム メリメロサラダ 鴨のコンフィ
カツオとタコのカルパッチョ風サラダ ホロホロチョウの南仏風煮込 新玉ねぎのスープ
ブッフストロガノフ トマトのクリームスープ アボガドのガレット
サラダニソワーズ 子羊の香草焼きイチジクのソース カブのブランマンジェカブの葉っぱのソース ホタテとホワイトアスパラのソテーサフランのソース
ワイルドガーデンのサラダ
バジルのドレッシング

 

maison d'hotes 農の家でお出ししている数々の料理を教えて頂いた私達の師匠について
農の家の前のペンションを始める前は料理に関しては素人だった私達を徹底的に特訓してくださったのは、以前京都で「ヌーヴェル・フォンティーヌ」という高級フランス料理店のオーナーシェフの多々内先生です。先生は明治大学仏文科を出られ、パリで商社にお勤めされておりましたが、パリの大学の食堂で食べたフランス料理のおいしさにいたく感動され、この道で生きてゆくことを決心されたそうです。非常に研究熱心でこだわりの人ですので、フランス修行中の休日は必ずレストランを食べ歩きされ、やがてフランス中の評判のレストランほとんどを制覇されたすごい勉強家です。また、ル・コルドンブルー料理学校パリ校の、初めての日本人インストラクターでした。先生の教えは、「フランス料理はとにかく味!味!味!」でした。盛り付けはその次。「いい料理はまず香りを鼻で嗅いで楽しませ、次に口で食べて楽しませる。おいしくなければフランス料理でない!」と、いつもおっしゃっていました。味付けに関してはとても厳しかったですが、とても熱心で親切な紳士でした。まだお若い頃、某国領事館のお抱えシェフに推薦されたそうですが、自分のお店を持つのが夢だったということでお断りされたそうです。フランス菓子の「イデミ スギノ」さんのオーナー、「オーボンヴュータン」さんのオーナーとは親友らしいです。こんなに素敵な先生は現在熱海にお住いです。ご自宅で少人数制の料理教室をやっておられます。のんびり屋で出来の悪い私達ですが、一応先生の生徒の一人です。何とか山奥で元気にやっております。まだまだ、これからもずっと教えて頂きたい、永遠の素晴らしい師匠です。また、田舎暮らしには料理は重要です。必須科目といっても良いでしょう。正しい料理法を習得することは大きな財産です。”「食」を自分のスタイルにコントロールする”





色々な人が作った色々な料理を数多く食べることが舌を肥えさせてくれます。本当のフランスの家庭料理、田舎料理を知りたくて食べ歩きの旅をしたときの様子です。

<パリでの食べ歩きの旅>

私達ののどを通過した、パリのビストロのオードブルたち
ル・スフレのオニオングラチネスープ。食べたら、ん!?ちょっと軽すぎ? ル・スフレのエスカルゴ・ブルゴーニュ風。うまい! またまたル・スフレのサラダ。うーん、パリっぽい! ヴァンヴ蚤の市の近くのブラッスリーでの、牛肉とポテトのサラダ。素朴だがビネガーがよく効いていて味は印象的でした。
ビストロ・レ・ボンビスのオードブル。すいません、何か忘れました。 ビストロ・レ・ボンビスのレンズマメのスープ。それにしてもフランス人は豆が好き。 オーベルジュ・エチェゴリーのハム。素朴な味、生産地の美しい風景が目に浮かびます。 オーベルジュ・エチェゴリーの定番料理の一つ、ピペラード。フランスのバスク地方のとても力強いお母さんの味がしました。


私達ののどを通過した、パリのビストロのメインの料理たち
ヴァンヴ蚤の市の近くのブラッスリーでのランチのメインで食べた、カモのコンフィです。皮がカリカリしておいしいし、ボリュームありすぎでお腹苦しい。 オ・バビロンヌのメイン(ポワッソン)。盛り付けがシンプルでダイナミックですね。 これもオ・バビロンヌのメインで、パリにしては珍しかった牛肉の料理です。オフィス街なので店内は賑やかですが、料理に関して特に印象には残りませんでした。 クリニャンクール蚤の市のメトロの近くのブラッスリーのメイン。手前は舌鮃。
これもカモのコンフィです。うちのオーナー夫人のお気に入りです。 ビストロ・レ・ボンビスの、郷土料理をパリ風に仕上げたボリュームたっぷりの一品。 これまたビストロ・レ・ボンビスで、私達の目標になる料理でした。 ヴェルサイユ宮殿の近くのレストランでのランチ。店の名前忘れましたが、ここは行ってはいけません。やはり観光客しか来ない店は注意です。
オーベルジュ・エチェゴリーの豚の血を使った料理。ちょっと癖がありますが、バスク地方の伝統料理です。 これはイカスミを使った料理だったような気がします。ガツンと来ます。 シャンゼリゼ通りから少し入ったところにひっそりと店を構えていた、ノルマンディー地方料理のラフリオレのパンは最高にうまかった! モンパルナス駅近くの、シノワズリ(中華のデリカテッセン)の店で昼食を食べました。味付けは中華というよりむしろフランス料理でした。


私達ののどを通過した、パリのビストロのデセールたち
ル・スフレのスフレ・グランマルニエ風味。この店は面白くて、オードブルからメイン、デセールまですべてスフレのコースがあります。面白半分で私だけチャレンジしましたが、・・・。日本人にはきつい!お勧めしません。 ヴァンヴ蚤の市の近くのブラッスリーのりんごのタルトノルマンディー。この店のコースは値段の割にはボリュームがあって大満足! オフィス街にある、オ・バビロンヌのプリン。何てことは無い、家庭の味。
ビストロ・レ・ボンビスの奥に見えるのがアリババ。ラムがものすごく効いていてgood。手前はフローマージュ・オ・ザマンド。 オーベルジュ・エチェゴリーのアルコールたっぷり(コアントローか?)みかんのスープデセール。 オーベルジュ・エチェゴリーのガトーバスク。うわさには聞いていましたが表面が真っ黒!日本で出したら怒られそうなくらい。素朴で力強い!


 レストラン、カフェの店内です。観光者が多い地区と、少ないオフィス街とは店内の雰囲気はかなり異なります。オフィス街のビストロ、ブラッスリー、カフェはすごい活気があり賑やかです。

コンコルド広場の、モンブランが有名なアンジェリーナ。勇んで食べたが・・・、ん!?あまり感動は無く、有名すぎているせいか全く面白くなかった。 店内がものすごい活気!とても騒がしい店。家族で経営しているとても気さくで温かみのあるオ・バビロンヌ。 パリの11月は車山のこの季節よりも寒いのです!この日もとても寒かったので、マイアパートのあるメトロの駅を降りたらすぐに近くのカフェにて暖をとりました。 ポルト・デ・ヴァンヴの駅の近くにあったブラッスリーです。ここは大変お勧めですが、残念ながら店の名前憶えていません。お腹が空いたらここ!って感じです。
ビストロ・レ・ボンビスの店内。とても洗練されていて、気に入りました。ギャルソンの対応が非常によい!居心地もよく、最もパリっぽいおしゃれな店でした。 夕方にふらっと入ったサロン・ド・テ。コーヒーを飲むところがカフェなら、お茶を飲むところがここ。ヘルシー思考か、最近増えているらしいです。 ヴェルサイユ宮殿に行く途中でお昼に入ったレストラン。絶対にお勧めしたくない、店の名前も憶えていません。 左のシェフは、街の中の公園の横にひっそりとたたずむオーベルジュ・エチェゴリーのオーナーのアンリさんです。初めての客なのに、色々と声を掛けてくれ非常に親切でした。最後にニコッとして、食後酒をサービスしてくれました。感激でした!是非また行きたい店です。
この写真もオーベルジュ・エチェゴリーの店内です。これはストロボたいていますが、店内はとても薄暗くて良い感じです。特に1階はかなり暗い。昼でもワインを皆さんがんがん飲んで楽しそうでした。 モダンな店内のラフリオレ。思ったよりも味はサッパリ味ですが決して薄味ではないのです。ここはかなりお勧め致します。スタッフの物凄いヤル気を感じる、サービス満点の店です。感動が多すぎて、つい写真を撮ることを忘れてしまいました。パリに行ったら必ず行きたい店。ギャルソンが親切で、帰るときに向こうから握手を求めてきました。


 食事をした店、朝のパンを買ったパン屋、お菓子屋などのお店の写真です。

典型的なブラッスリーの店構え。開店前の静かな時。 たいがい入り口に黒板などでメニューを表示しており、その日の定食(プラ・デ・ジュール)がおすすめ。 アパートの近くのいつも賑わっていたカフェ。メトロconvention駅の前。 クリニャンクール蚤の市に行ったときに立ち寄ったブラッスリー。
静かな通りにあるレ・ボンビス。 昼、夜はこのスペースは人でびっしりになります。外気温は一桁なのに外のテーブルは当たり前のようです。 歩きつかれてふらっと入ったサロン・ド・テ(お茶専用の喫茶店)。 バゲットを買うためよく通ったパン屋。お菓子も充実。
アパートの近く(徒歩5分以内)にパン屋がいくつもあり、色々試しました。バゲットでも材料にこだわったtraditionalがパリでは流行。 ここのパン屋は歩いて2分ほど。アットホームなパンが多かった。 オーベルジュ・エチェゴリーの外観。オーベルジュなので宿泊も出来ます。 日本でも有名なお菓子屋のダロワイユ。パリには履いて棄てるほどお菓子屋さんありますが、そんなに食べるの?と心配になります。
ここも有名なお菓子屋のカールトン。 お菓子屋に入ると何か買ってしまうので、カロリー消費せねば。 近所のスーパーの野菜売り場。とても新鮮でしたが、日本の方が種類はあります。 スーパーにはさまざまな種類の魚も売られていました。
おいしそうな惣菜コーナーもあります。 ウインドー越しに色々なチョコレートを眺めるオーナー夫人。「買う?」 お菓子屋はたくさんありますが、すべてうまいとは限りません。 サンジェルマンデプレでは夜もマルシェが出ます。活気あるなあ。
これもサンジェルマンデプレでの夜のマルシェ風景。思ったより高いな! ここもよく行ったパン屋です。朝は毎日パン屋で買って食べていました。近いから苦になりません。 シャンゼリゼ通りの近くの、手作りバターがとってもうまい店。バゲットにこれをぬれば最高です。日本にも代理店あるらしい。 花屋もやっぱり渋い。
モダンな花屋の店内。 厨房機器屋の集まるエリアですが、この通り本日休日。残念! 改めて出直した、厨房機器の店。品数は物凄いです。 朝のマルシェが去ったあとの残骸。凄まじいです。ゴミは持って帰らないんですね。そう言えば早朝から街のあちこちで道路や歩道など、掃除をしておりました。

(オマケ 旅のスナップ)
 パリといえばセーヌ川。朝、昼、夕方と表情豊かで絶好の散歩エリアと言うか、川に架かっている橋自体が公園のようです。

街のど真ん中にこんな広い川があるので、橋はさぞ渋滞するんだろうと思いがちですが、さほどでもないんです。 私の朝のジョギングコースのひとつです。 川沿いの一部には絵画や古本などを売っています。散歩しながら眺めるのも楽しいです。 夕方薄暗くなると、仕事を終えた人々と観光者でとても賑わってきます。タイミングよく橋にはイルミネーションに明かりが灯ります。


 散歩して目に留まったもの。

建物の入り口によく見られるこれは何だかお分かりですか? 入り口の左右にひとつずつあります。 とても様々な形があるのです。いろんな種類を眺めて歩くのも楽しい。 つまりこれらは昔馬車が通る際に入り口の壁をこすって傷めないように、壁からある程度の間隔を保つためのものなのです。
このパリジェンヌが乗っていた自転車は、前輪に駆動ユニットが付いたいわゆる骨董アシスト自転車でした。 ノートルダム寺院を正面から見ました。やっぱり観光者が多かった。 ノートルダム寺院を横から眺めました。パリの大工さんはえらい! パリを走るパトカーや救急車などは、一般の運転手がルームミラーで見たときに見やすいように、文字が逆さまにペイントしてあります。
夕焼けはどこの国もきれいですね。 黄昏時を歩く楽しさは、格別ですね。こんな街並みなら、なおさらです。 ヴァンヴ蚤の市の風景。日本の大きなフリーマーケットですね。ただしクリニャンクール蚤の市は全く雰囲気異なります。 モンパルナス墓地の色々な形のお墓を見ながら、ゆっくりと散歩するのもいいですよ。
モンマルトルの界隈も散歩するには楽しいエリアです。細い道を歩いていると急に道が無くなり、いきなり階段になってしまいます。坂が多いからですね。そう言えばサンフランシスコもそうでした。 モンマルトルの丘の住宅街です。植物がほっとさせてくれます。車山に住んでいますと、緑と青空をしばらく見ないと気分が悪くなってしまいます。 落ち葉が乗っかり、いい感じの古いシトロエンの車。さすが風景に溶け込んでいます。 パリ市庁舎の隣にある、パリでは珍しい巨大なホームセンターは地下にあります。場合によってはおみやげになる物も結構あります。
古い公衆便所。このタイプはここにだけありました。おそるおそる中を覗いたら・・・、想像通りでした。 街で目にするのはこのタイプです。硬貨を入れて15分間くらいで用を済ませて外に出ないと、部屋の中が洗浄モードになり、全身水浸しになってしまうそうです。パリはトイレが少なく、駅でも有料です。寒い日はつらい。 残念ながら改装工事中で閉館していたカタコンブ。うーん、とてもがっかり。それにしてもがい骨の並べ替えでもやっているのでしょうか? ご存知フランスの新幹線TGV。ここはモンパルナス駅のホームです。今度はこれでプロヴァンスまで行ってブイヤーベースを食べるぞ。
さすがパリっぽいおしゃれな(?)ゴミ箱。 エコール・ミリタリー(仏軍学校)前には巨大な大砲が並んで、威圧感があります。


 公園使える!散歩をしていて疲れたら公園。テイクアウトのお惣菜やデザートを買い込んだら公園。朝のジョギングなら公園。

ルクセンブルク宮殿を正面に眺めながらベンチに座って買い込んだスイーツ(お菓子)を食べました。足元にすずめが寄ってくるのでおすそ分け。 ここもルクセンブルク公園です。かなり広いです。夕方になると会社帰りに散歩する人、デートするカップル、ジョギングする老若男女で賑やかになります。 この時期は紅葉が美しい季節でしたので、歩くにはよかったです。 ルクセンブルク公園の鉄格子の塀にはちょうど中国の写真展で多くの中国を紹介した写真が展示されており、パリ市民は熱心に眺めておりました。
アパートの近くにあるジョージ公園です。住宅街にあるとてもきれいに管理されているところで、市民の憩いの場になっているようです。 私もパリ市民に混じって毎朝公園内をジョギングしました。食べ歩きしていますので少しでもカロリーを消費しないと。 ここもジョージ公園の敷地です。ちょっと迷路っぽくデザインされていて、走っていても景色に変化があり楽しかったです。 この公園はどこだったか忘れました。木の植え方に関してもうなってしまう、街全体が洗練された空間。


 パリのメトロは素晴らしいです。駅のホームがひとつのアート作品です。全部の駅が違っています。また、メトロに乗っていますとストリートミュージシャンが乗り込んできて、素晴らしい演奏(歌声)を聞かせてくれます(たまに聞きたくないのもある)。

パリに行かれましたらバスやタクシーもいいけど、是非メトロを活用して下さい。東京都心の列車交通網よりもわかりやすく便利です。 朝夕でもぎゅうぎゅう押し合いの混雑はありません。 まずはお手軽なのが右の「カルネ」で、10枚の回数券です。左のメトロ路線図(駅にあり無料)は常に持っているといいです。 案内板も極めてわかりやすく、すぐに慣れてどこにでも行けるようになります。



 パリでの滞在先となった短期契約アパート。ホテルに比べ生活しているように過ごせる点、より経済的な点が気に入りました。近所のスーパーで食材を買って調理も出来ますし、全自動洗濯機もありました。

この建物の4Fに我々の借りたアパートがあります。最寄のメトロの駅はCONVENTIONです。 アパートの窓から外を見た風景です。このあたりは治安の良い閑静な住宅街と言われています。 部屋は1Kです。洋服たんすにベッド2つと、ダイニングテーブルセットがありました。2人には十分です。 ゴミは中庭のゴミ棄て用BOXの中へ。
エレベーターもありますが、ほとんど階段を使いました。 朝食は部屋で食べる事にしており、パンは毎朝近くのパン屋に買いに行きます。近所には何箇所もパン屋があり、今日はどこ行くか考えるのも楽しい。 バゲットトラディショナルがうまい!パリの近くの農家のおばあさんが作っている新鮮バターがあれば何もいらないんです。エシレのバターがまずく思える。 これは夜食。たまには甘いパンやタルトも食べました。サンジェルマンデプレでは夜もマルシェが出ているので、ぶらっと歩くのも楽しいですよ。
サラダにする野菜類、チーズなどは前日にスーパーで買っておきます。パンはこの日も朝買いました。 キングサイズのフロマージュブランを食べる、食べる、食べる。




<南仏食べ歩きの旅>

南仏のマルシェ
ニースのマルシェ。さすが南仏だけあって海産物のお店が目立ちます。大きな塊でダイナミックに売られており、「こんなに売れるのかな」と思っていたら割りとすぐに無くなっていました。 舌平目や小魚など種類も豊富。そして安い。ここで仕入れて料理するのも楽しそう。 午前の早くからすごい行列が出来ており、何だと思ったら肉屋でした。非常に活気があり、商品は飛ぶように売れておりました。 11月だというのにたくさんの野菜が売られておりました。信州では冬ごもりなのに、ここは収穫真っ最中でした。うーん、変わった野菜があるなあ。
カリフラワーの種類なんだろうなあ。 さすがプロヴァンス、ブーケガルニも束ねて普通に売られております。 南仏らしい色鮮やかな切花です。 様々なドライフルーツが山のように積まれ、良い匂いを漂わせておりました。全部の種類摘まんでみたい。
ガイドブックなどでプロヴァンス名物のお菓子とよく紹介されている。ナイフで切ってくるくると巻いて紙に包んでくれます。味は・・・、素朴です。 たくさんのキノコです。これは見たこと無いです。 フランス料理で非常に良く使われるセップ茸です。良い香りです。 これもキノコですが、どういう使い方をするのでしょうか。
カラフルなカリフラワーです。ガルニチュールには重宝しそうな野菜。今度種買って畑にまこうかな。 日本で売られているエンダイブとはかなり違い、非常にワイルド、味もしっかりしていそうです。これぞフランス料理の食材! フランスにも大型スーパーはあるにはありますが、野菜を買うんだったらマルシェのほうが何倍か価値があります。新鮮!安い!種類が多い!おまけに売り子の顔がわかる。 これはイエールのマルシェ。1つのブースが尋常でない行列が出来ていた。うーん、他と比べかなり安い。我々も果物をたくさん買ってしまった。
雨が少なく強い日差しで育ったブドウが山積みです。何とこれがあっという間に売れてしまうのです。恐るべしフランス人の胃袋。 フランスの街中には随所に広場がありますが、こうやって定期的にマルシェを出すにはうってつけです。びすとろまほうの家で皆さんにお出しするため、大量のプロヴァンスハーブを買ってまいりました。周りのおばさん達がビックリしていました。 これらもマルシェで買いました。左からイチジクのお酒、ドレッシング、ハーブの蜂蜜、アプリコットのジャムです。特に蜂蜜は印象的でした。ビンを傾けてもたれない。非常に濃厚な代物です。もちろんセ・ボン!



今回の南仏の食
ニースの旧市街地でフラッと入ったビストロ。薄暗くて店の雰囲気は良い感じ。 牛肉の串刺し、こちらではブロケットといいます。 ごく普通のりんごのタルト。味に力強さが無く、うちのタルトのほうがおいしい。 店構えはちょっと賑やかな感じでしたが、ここはうまかった!お勧めのお店。ここもニースの旧市街地。
お店を仕切ってた奥様(右)。明るくてとてもチャーミングな方でした。 店に入ったらまずワイン。安いし、おいしい。プロヴァンスなのでロゼを好んで注文しました。 ファルシーが入ったサラダです。プロヴァンスはファルシー(詰め物)がお勧め。 これも抜群においしかったブランダードモリュ(干しダラのグラチネ)。びすとろまほうの家でもたまに登場いたします。
ここはニースのレストランですので、イタリアに近い。と言うことはイタリアンの匂いがあちこちに。イタリアで食べたものよりおいしいぞ! りんごのコンポートシナモンがけだったかな?日本のレストランでありがちなお菓子屋のデザートではなくレストランのデザートで、満足。 ここはイエールのレストラン。お昼なのでオープンテラスでまずはロゼを注文。こんなかわいいデカンタサイズもあります。地中海性気候には屋外でワインが合いますね。 リブロースのソテーこってり系の生クリームのソース(これがまた美味いんだ!)。付け合せのポテトもしっかりと味付けされ、GOOD。
イエールの旧市街地入口あたりにある、若いお母さんが切り盛りしていたパウンドのレストラン。オードブルがサラダ、メインは野菜のパウンド、デセールは色々なパウンドケーキ。日替わりで中の野菜が替わります。 ショーウインドーにはその日のメインとデセールのパウンド数種類が、大きな型で焼かれたのがデーンとディスプレーされていました。この日は残りわずかになっていました。ランチには面白いアイディアです。 お気に入りのレストランになってしまいました。ギャルソンは非常に愛想が良く、店内は薄暗くて良い雰囲気です。これはメインの野菜のファルシー(詰め物)です。プロヴァンスの郷土料理。まいった!というほど美味しい! チョコのムース(?)だったかな?しっかり甘く、フランスっぽい。ポーションも大きくて食べ応えあります(満足!満足!)。びすとろまほうの家もこういうスタイルにしてもいいかな。
フロマージュブランにキャラメリゼしたフルーツと、キャラメルソースがかかっているデセール。シンプルだが何か嬉しい一品です。 コック・オー・ヴァン(鳥の赤ワイン煮)です。プロヴァンス郷土料理ではありませんが、フランスを代表する料理。びすとろまほうの家でも時々お出ししています。 フォアグラのサラダです。サラダといってもメイン料理なんです。ボリュームたっぷりで、これを食べている人が多かったので試してみました。 トマトのファルシー。ファルシーはプロヴァンスの伝統的郷土料理です。
サラダニソワーズ(ニース風サラダ)です。びすとろまほうの家でも時々お出ししています。 いわゆるオムレツ。れっきとしたフランス料理です。 ビーフのグリル。付け合せはポテトフライ。カフェぐらいですとこんな野暮ったい(?)付け合せによく出くわします。日本のフランス料理レストランでは絶対にないですね。 プロヴァンスのパティスリーでおやつを買います。種類があまりにも多くて困ります。
ニースのショコラティエ(チョコレート屋さん)。これも迷う。徹底的に食うぞー。 11月なのに昼間は結構暑さを感じます。アイスクリームもやはり美味いね。ついつい買ってしまいます。 フランスのサンドイッチは決して食パンに挟みません。バゲットやこんなパンに挟んでいます。パンの香ばしさも楽しみます。シンプルでおいしい。 イエールの街のスーパーマーケットの野菜売り場です。どんなもんか見に来ました。野菜は出来ればスーパーよりマルシェがいいですね。
旧市街地の中の八百屋さんです。なかなか魅力的な存在です。 イエールのような田舎町(イエールの人、すいません)でも、ちょっと歩くとブーランジェリー(パン屋)はすぐに見つかります。 ショコラティエでたくさんの甘いものを買い込み、アパートに戻ってテラスで食べます。ここのお菓子は素朴なスタイルで、非常に気に入りました。 ここがそのお店。天井からはちょっとレトロな様々な銅鍋が吊るしてありました。決して派手でなく、落ち着いた雰囲気の店内。
チョコレート屋さんなのでメインはチョコレートですが、こういった焼き菓子もあります。かごにたくさん入っていておいしそうに見えます。 通りから見るとこんな感じです。ディスプレーウインドーにはもちろん自慢のチョコレート菓子。最後の日にお土産を買おうとして出かけたら何とお休みでした(涙)。 旧市街地にはマカロン専門店もありました。大のマカロン好きなかみさんは、色々な種類を買っておりました。店にはコンテストで入賞した賞状などがありました。この店も気に入りましたので、何回か出かけました。すると何といつも違う種類のマカロンが! パティスリーはそんなに多くはありませんでしたが、しっかりした味はフランスどこへ行っても同じです。安心して買うことが出来ます。



(オマケ 旅のスナップ)

イエールでのアパート暮らし
ニースからイエールに移動し、残りの日程はここにずっと滞在します。ホテルではなくアパートなので気が楽で、地元の人と同じような目線で過ごせるので面白いです。2Fのこの部屋はLDKです。 1Fは寝室とバスルームがあります。アパートの大家さんは日本がお好きな方で、日本のと同じ様なバスタブでした。ラッキー。 この階段で2Fに行けます。旧市街地の中のアパートなので建物としましては相当古いものですが(恐らく築ウン百年)、中はリフォームされてモダンでとても綺麗でした。 このちょっとしたオープンテラスのスペースが非常によかったです。日本の一般的なマンションのベランダの方が広いのに、なぜここはこんなに心地良いんだろう?
テラスからは旧市街地がずっと見渡せ、さらにその先は地中海です。くーっ、たまらん。 地中海性気候なので昼間の日差しはまぶしい!でも空気は乾燥して気持ち良い。 食事はこの場所で摂る事が多かったです。 朝食は近くのブーランジェリーで買ったバゲットなどを、美味いバターやチーズとともにここで食べます。朝からロゼも飲みます。
フランスはどこでもおいしいパン屋さんがあり、とても助かります。当然ですが店によりスタイル、味が違うので好みのパン屋を見つけるのがまず重要です。 近くのお店やマルシェで買った食材で朝食を食べます。あれ?朝からロゼですか? アパートのテラスから見た黄昏。プロヴァンスの1日は今日も暮れていく・・・。 アパートの大家さんです。とても親切で、茶目っ気たっぷりで、真面目な方です。夕食に招待されました。こういうのってとても嬉しいですね!
「何が食べたい?」と聞かれましたので「伝統的なプロヴァンス料理お願いできますか?」と答えたら、写真の料理が出てきました。ブロケットとプロヴァンス野菜たっぷりのキッシュ、それにパプリカのマリネを添えて。 デザートですが、これもとても甘くておいしかったー。是非作ってみたいと思いました。名前はすいませんが忘れました。作り方はメモしました。 ブロケットはなんと薪オーブンで調理したものです。フランスでは(特にプロヴァンスでは)薪は貴重なんだろうなあ。もっとも日本でもそうですがね。 隣の建物が何とリフォーム中でして、今回の石積みの家調査隊としましては貴重なものを見ることが出来ました。本場フランスの左官職人の仕事ぶりを、目の当たりに見ることが出来ました。



ニースでのスナップ
砂浜のレストランです。さすがニース。日本では保健所等でまず無理でしょうね。一度入ってみたい(屋外なので入るはおかしいか)です。 いかにもニースっぽい建物。人々の陽気さが伝わってくるようです。ニースからモナコはすぐで、その向こうはイタリアですからね。 来月がクリスマスということで、街にはデコレーションの準備が着々とされておりました。11月なのに通りには人が多いなあ。新宿とまではいきませんが、吉祥寺くらいですかね。 坂や階段があり、パリのモンマルトルあたりや、サンフランシスコにちょっと似ている気がしました。
今日はエズ村に行きます。バス停はこっちだったかな?旧市街地の近くに大きなバスターミナルがあり、ここから空港や長距離の移動に利用できます。 大きなクルーザーが所狭しと並んでいる入り江です。 ニースの街中を列車を通す様で、線路を設置する工事が急ピッチで行われておりました。こんな大都会の中心街に電車をひくなんて、思い切ったね。 相変わらずどこへ行っても走っているおじさんです。夏はほとんどトレーニング出来ませんので、秋に集中して体を鍛えます。もちろん冬に備えてね!
朝に海岸線をひたすら走っていましたら、日時計がありました。私の影が時刻を刻んでいます。 あっ、ヴィラデストだ。玉村豊男さんの工房と同じ名前です。ここはイタリアンのカジュアルなレストランでした。 ニースで滞在したホテル。ベッドが大きすぎ。特に手前のベッドは4人ぐらい寝られる。街中ですので空気が悪く、息苦しかった。夜にニースに着きましたので、じっくりとホテルを選ぶゆとりがなかった。まあいいか。 夜ホテルの窓から撮りました。向かいのビルも1Fはお店で、2F以上は住居のようです。我々の真向かいのお部屋のおじさんとはよく目が合いました(笑)。


イエールでのスナップ
旧市街地の建物です。数百年経っているんでしょうが、綺麗にペンキを塗ったり窓枠を換えたりして今でも立派に住居として使われております。すぐに壊して新しいものを作る日本人とは文化が違います。 お城に敵がすぐに攻めて来られない様、シャトーの周りの通路は狭くて複雑になっております。でも観光で散歩するにはこれがまた良いんだな。 シャトー周りには緑豊かな自然公園があり、住民の憩いの場所になっております。 特にこのようなボーダー花壇が多く見られ、非常によく手入れされておりまして、税金の有意義な使い道が感じられます。それにしてもセンスのよいガーデンデザインです。
私達の住む車山周辺でよく見られる「マムシソウ」にそっくりな植物がこんな暖かいところに生えているなんて!びっくりします。 ブーゲンビリアだったかな?フェンスから元気良くはみ出していました。プロヴァンスでのよくある光景です。 旧市街地にある教会の広場から旧市街地を見下ろした風景です。屋根の色はすべてオレンジで統一され、街の景観を美しくしています。 ここは美しい海岸線を持つジアン半島の先っぽです。空が真っ青でまぶしい太陽がプロヴァンスですね。近くのブーランジェリーでパンを買い、ベンチでランチとしました。
半島の先端からヨーロッパ大陸を眺めた風景で、見える海はもちろん地中海です。海の向こう岸が我々が滞在しているイエールの町です。 弓のように長く伸びた美しい海岸線です。遠くて解りませんが、現在このビーチには100人以上のボードセイラーとカイトサーファーが、平日にもかかわらずミストラル(地中海に吹く強い風)と遊んでおりました。 地中海ですので波は穏やかで、風が強くても比較的容易にビーチスタート可能なんです。太平洋を相手に練習していた私達日本人にはちょっと変わった光景でした。 平日なのに風が吹くとたくさんのセイラー(サーファー)がビーチにやってきます。でも驚くことには、ほとんどが年配者!ここが日本とは大きく異なる点です。このおじさんも海から上がるなり非常に興奮した様子で友人にこの日のコンディション、あるいはライディングについて熱弁していました。
そうこうしていると、他のおじさんも沖からやってきて会話に加わり、熱い時間が流れておりました。一生懸命に遊ぶフランスの年配者。とてもうらやましく思いました。 ジアン半島の先端にて。この海の向こうはアフリカです。 何と驚いたことにミストラルという言葉が通りの名前になっておりました。私がまだ学生の頃、ミストラルというメーカーのウインドサーフィンボードは憧れでした。海一筋のあの頃からもう20年以上も過ぎてしまったのです。 イエールのホームセンターです。モルタルに入れようと思った天然の染料を探しに行きました。でもここには無く、建材のプロショップで購入しました。驚くにはこのお店のレジ周辺に非常に多くの薪ストーブが売られておりました。こんなに暖かいところなのに・・・。原油高と地球温暖化防止のためでしょう。



その他
ニースからイエールまでの長距離高速バスの中です。ゆったりしていてとても快適でした。 車窓にはブドウ畑が。さすがワインの最大生産地フランスです。 カンヌ映画祭でよく知られる、カンヌの町です。知られている割にはとても小さな、静かな町という印象でした。 近頃は航空チケットがありません。ペーパーレスです。こうしてタッチパネルでチェックインします。




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